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属州総督(ぞくしゅうそうとく、古典ラテン語: レークトル・プローウィンキアエ)は、古代ローマにおいてローマ法に基づき属州の行政を任された総督のことである。英語ではガヴァナー()、フランス語ではグヴェルヌール()の語が用いられるが、これはラテン語のグベルナートル()に由来する。 ==概要== 属州総督には、プロコンスル(執政官経験者)やプロプラエトル(法務官経験者)が任命された。ローマ中央政界の上級政務官を辞した後に地方に赴任した彼らは、莫大な財産を蓄えて私兵軍団を養い、絶大な権勢を誇ったといわれている。帝政期の総督の任命は、皇帝による場合と元老院からの場合とがあり、総督は皇帝属州あるいは元老院属州に赴任するように命ぜられた。赴任先となる属州は原則1つであったが、複数の属州統治を任される場合もあった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「属州総督」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Roman governor 」があります。 スポンサード リンク
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